2007.11.13 日本地震工学会・大会
万歩計を利用した簡易な方法による路面段差の面的調査の試み
地震などの広域災害時に被災地周辺の交通状況を迅速に把握,共有することで復旧復興活動を支援する新たな社会インフラを提案,研究している.その一環として,新潟県中越沖地震において,交通状況の現地調査を実施した.その際,道路に非常に多くの段差ができていることを目の当たりにし,この状況を記録しておくべきだと感じた.そこで万歩計を利用した簡易な方法を発案し観測,記録を試みた.本稿では,この方法と得られた結果について報告する.